MacOSとwindows向けのQuickTime5日本語版が登場してはや数週間。すっかりタイミングを逃しちゃいましたが（笑）、アレやコレやまとめてみました。

■MPEG2とsorenson3
　QuickTime 5のハイライトとも言えたMPEG2とSorenson3は結局見送られちゃいました。MPEG2にかんしては、アップルのプレスリリースにちゃっかりと『また、アップルでは、米国ネバダ州ラスベガスで開催されているNABにおいて、業界標準のMPEG-2とMPEG-4のエンコーディングおよびデコーディングをサポートする次期QuickTimeのプレビューバージョンのデモンストレーションを行っています。』なる記述が....。

■Component Downloader
　QuickTime 5のハイライトのひとつ、Conponent Downloaderの機能が日本語版では不完全なままのようです。英語版の仕様のページと日本語版の仕様のページを比べると、英語版にしかConponent Downloaderの解説がありません。そのためブロードバンド向けのCODECであるOn2や、動画のパノラマVRを可能とするBeHere、Director8.5のshockwave3Dにも負けてない（?）Pulse3Dといった魅力的な機能が日本語ではサポートされてません。

［QuickTime Updator英語版のカスタムインストール画面］

［QuickTime Updator日本語版のカスタムインストール画面］

■QTSS 3.0
　いやはや太っ腹です。QTSS3.0やそのドキュメント類が無償でダウンロードできます。本格的に配信するにはOS X Server 2.0が必要ですが、“検証”レベルであればMacOS X＋QTSS 3.0でも十分に使えてます（もちろんサポート無し）。

・OS X Server マニュアル（PDF）
・QTSS マニュアル（PDF）
・QTSS3.0.1