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ムービー圧縮の奥深い世界をご堪能ください。
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■Media Cleaner Pro改めCleaner 5登場!!(2000/09/22)
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ストリーミング界のデバベライザーことMediaCleaner Proがより多機能化してCleanerを襲名。単なる圧縮ツールからcamera-to-webのトータル・ソリューションに変身した。
製品の概要は日本での総代理店となる(株)イメージワンのサイトを見ていただくとして
→ http://www.imageone.co.jp/dv/cleaner/index.html
気になる新機能が2つ搭載されている。
【キャプチャー】
Radius改めDigital OriginのDVキャプチャーアプリケーション“Moto DV”がバンドルされるようになり、キャプチャーから圧縮作業へのワークフローが統合された。コレまではまずFinalCut
Proなどを起動してDVムービーをキャプチャーし、次にMedia Clieaner Proを起動して圧縮作業をするという流れだったのが、Cleaner5さえ起動しちゃえば、キャプチャーも圧縮もそこからできるというわけ。まぁ合理的と言えば合理的か。
【EventStreamオーサリング】
HTML書類内へのストリームメディアの埋め込みや、動画内へのホットスポットの埋め込み等が可能となった。HTML内への埋め込みはDirector(shockwave)もFlashも同様の機能を持っていたので、場合によっては便利かも。
スゴイのはCleanerで1度オーサリングしてしまえば、インタラクティブ性を保ったままQuickTimeにもRealにもWindows
Media形式にも書き出せる点。もちろんプラットフォームによってインタラクティブ性の深さ、特性が違うので、すべてに同じ結果を期待はできないケド。
ちなみにCleaner5のサンプルページで紹介されているのは、回転するPowerBookの液晶画面に表示された文字をクリックするとブラウザの別フレームに関連するムービーが表示されるというもの。案の定ホットスポットの矩形をスプライトトラックで管理して、そこをクリックするすると画像を表示するという仕組みになっている。インタラクティブなQuickTimeムービー制作の定番、LiveStage
Proがなくても簡単なホットスポットとそれに付随するアクションを設定できるようになった。
総じて圧縮専門のシブいツールだったMedia Cleaner Proは、Cleaner5を襲名して上流側と下流側の囲い込みに走ったナという印象。ひとつのツールでなんでもかんでもやっちゃおうという思想はあまり好きじゃないけど、仕事の流れから言えばこの程度の統合は逆に歓迎できるものかも。
ちなみに9/12にTerran Interactiveのオンラインショップでアップグレードを申し込んだら、30日待ちとのことデシタ。
→Introduction
to Cleaner5(pdf/2.5MB)
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