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　■モバイルでライブ・ストリーミング（2000/01/06）

　MACWORLD Expo/SF2000の会場からSorenson BroadcasterとPowerBookG3を使ったライブ・ストリーミングが配信されている。

→ MACWORLD Rover

　注目すべきはそのシステムで、USB経由で画像を入力し、PCカードスロットに挿したIEEE802.11準拠のワイヤレスイーサネットカードでQTSSと接続している。システム構成は以下の通り。
　・Sorenson Broadcaster
　・Canon Optura DV camera
　・Macintosh Powerbook G3 400MHZ, 192MBRAM, OS 9
　・XLR8 Interview USB capture device
　・Lucent Technologies WaveLAN IEEE 802.11 wireless ethernet
　・External microphones connected through the Powerbook line-in port
　・Online hosting services by Apple Computer and Akamai Technologies.

　ボクはiRezのCapSureというCardBus対応キャプチャーカードを使用しているが、PowerBookG3'99にはPCカードスロットがひとつしかないから、CapSureを挿すと通信系カードが使えなくなっちゃうという欠点がある。考えてみれば現状ではライブ・ストリーミングでフルモーションは無理なのだから、USB経由のデバイスでも問題ないというわけだ。ちなみにこのUSBキャプチャーデバイスは、Broadcasterとの互換リストによれば時期ドライバで対応となっていたもの。

　MACWORLD Roverのストリーミングムービーは、どうやらデータレートの設定を高めにしているようで、ISDNの64k接続では画像も音声もとぎれがちになってしまう。QuickTime Playerでビットレートの推移を見ると、ほぼ常時64kビット以上の数値が表示されている。
　この試みは会期中毎日行われる。日本時間では深夜2時頃から午前11時頃までの配信デス。