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　■SorensonBroadcasterにもSorenson Video Developer Editionは効く！ （99/12/24）

　QuickTime Streaming Serverを使ったライブ・ストリーミングになくてはならない存在の「Sorenson Broadcaster」。そしてQuickTimeムービー制作において高品質の画像圧縮になくてはならない存在のSorenson Video Developer Edition」。両者がタッグを組めば.......。
　
　ご存じのように現在のQuickTimeにはSorenson Video Codecが含まれている。しかしさらに高品質な圧縮をもたらす“Developer Edition”（&499）が用意され、各種のパラメーターを調節できるようになっている。

SorensonVideo Basic Edition

SorensonVideo Developer Edition

　従来はMedia Cleaner Proと組み合わせることでVariable Bit Rate（※）に対応するなど、ムービーの圧縮時に威力をハッキするものとして認識されていた“Developer Edition”だが、「Sorenson Broadcaster」との組み合わせでも非常に有益なようだ。

＝証言その1＝

　さる11月8日〜11日に開催されたQuickTime Live! のProduct ShowcaseでSorensonnのブースにて質問したところ、「組み合わせることによりキーフレームの自動設定やメディアキー（一種のパスワード）の設定が可能となる。画質的にもアドバンテージがある」旨の回答を得た。

＝証言その2＝

　Sorenson Broadcaster Users listでも同様の質問があり、現バージョン（2.1）では「G4でさらなるパフォーマンスを得られる」旨の解答があった。

=実験＝

　社内のLANで実験してみた。百聞は一見にしかず。SorensonBroadcasterでRecordingしたムービーを用意したので見比べてみてください。
※Broadcasterの設定画面はこちら。
※各画像をクリックすると該当するムービーをダウンロードします。

SorensonVideo Basic Edition　　　

　ブロック状のノイズが目立つ。

　SorensonVideo Developer Edition

　オプションの“Image Smoothing”をonにしているせいもあり、ブロックノイズは目立たない。そのぶん“眠い”画像に感じるヒトが多いかも....。

　雪原バックで色味の悪いフッテージを例にしたのは失敗だったけど（笑）、いろいろ試行錯誤してみて効果のほどは実感できた。もっと宣伝してもイイのに。