2000年1月 

■ Rocket Boys

 
  Yahoo!のクルマ  
  01-01-00  

 

01月21日

 

■ Roket Boys

 昨年の11月から個人的に騒いでいた映画「OCTOBER SKY(邦題 遠い空の向こうに)」の原作が年末に発売になった。

Rocket Boys

 

 『ロケットボーイズ(上)』(ホーマー・ヒッカム・ジュニア著/草思社刊)

 映画は映画で良いンだけど、やはり原作のほうが元NASAのエンジニアによる自伝っていう現実的でパーソナルなカンジがあって好ましい。

 読んでいると、学研の学習雑誌「科学」の付録を持って家の近所の空き地で遊んでいた少年時代のことをしきりに思い出すよなぁ。

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01月21日

 

■ Yahoo!のクルマ

 FordがYahoo!のスタッフとコンセプトカーを共同開発したという。
24.7 Vehicles
 デトロイトで開催されている北米モーターショー(Auto Show 2000)で発表されたもので、二玄社のwebCGに速報が掲載されている。

 なんでも24Hours/7daysってリゲインみたいな(古い..)コンセプトで作られたものとか。詳しい資料が無いので正しく把握してないけど、モバイルコンピューティングとITSを融合したような内容らしい。
 
  Ford Motor CompanyのAuto Show2000紹介ページは結構チカラ入ってマス。トップページでグループ企業(MazdaもVolvoもJaguarも)のロゴがビュンビュン表示されるけど、アタマではわかってたこと(各企業がフォード傘下に入ったってコト)を現実として目の前に突きつけられるよーでちょっと新鮮デシタ。

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01月02日

 

■ 01-01-00

 Y2Kへのロールオーバーも無事済んだところで、年末に読んだ面白本の整理をば。

01-01-00

 

 『01-01-00』(R.J.ピネイロ著/アーティストハウス刊)

 Y2Kモンダイをモチーフにした1冊。コンピュータ系のハナシでもっていくのかと思ったら意外な展開で一気読み。本書は全20章で構成してあり、20という数字に特別 な意味を持つマヤ文明が大きな鍵を握っていたりと、20世紀最後の年を迎える時期に読むにはピッタリ。ちなみに二進法で表した01-01-00って十進法では20のこと......。

malorie

 

 『レインボー・シックス』(トム・クランシー著/新潮文庫刊 全4巻)

 クランシー渾身の1冊。最近相次いで出版された“共著モノ”が期待の割にイマイチだっただけに安心して読めた。でも表4のあらすじ紹介はちとやりすぎじゃないかぁ?
 結末が読めちゃったもンなぁ。

 そういえば年末に出たクランシーの『千年紀の墓標』(二見文庫刊 共著)ではエリツィン大統領が死亡したという設定で物語が始まるけど、現実では大統領は辞任しちゃいましたね。
 

 そして謎は残った

 

 『そして謎は残った』(ウィリアム・ノースダーフ他/文芸春秋刊)

 '99年5月、“エベレストで75年ぶりに英国人登山家ジョージ・マロリーの遺体が発見された”というニュースが世界を駆けめぐった。その捜索隊の顛末を綴ったもの。下手な冒険小説やミステリーより全然面 白い。
 余談だけど、NHK総合で毎週日曜深夜に放映されている『誰もいない部屋』という番組で、日本冒険小説協会会長の内藤陳氏の部屋を紹介していたことがあったけど、その際に会長が読んでいたのがこの本デシタ。

 

 

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back number

12月  A6平綴じ雑誌再び  アノ雑誌とコノ雑誌。最新号を8年ぶりに読んでみたら、なんだか妙に新鮮だった。“A6”“平綴じ”“地方小出版流通 センター扱い”と くればおわかりでしょう。
  気分を変えて  最近 本の話題が続いたので、ちょっと刺激的な話題でも。
  それは海洋冒険小説だった  表紙はまんま歴史小説だけど、それは立派な海洋冒険小説だった。
  ワクチンが足りない  特定の状況で読むと異常にコワイ本シリーズ、続編。
11月  OCTOBER SKY
 帰路、機内で上映された映画が印象に残った。  
  ヒコーキのなかで  旅の準備段階で、どんな本を持っていくかアレコレ思案する時間が好きだ。その旅の目的や移動手段、そしてバッグの大きさにあわせ、ピッタリの本を絞り込んでいくわけだ。
 
 
10月 

人前で読めない本

 道徳的見地ってのを除外したとしても人前で読めない本って絶対にある。読むと涙の止まらない本とか、お腹が鳴ってしまう本とか。でも代表格は可笑しくて可笑しくてついつい吹き出しちゃう本だ。  
  ゲンバクの反動
 9月は原爆がらみの本を読んでいたので“いばらキ”の事件について、はからずも予習してしまっていたコトになる。  
9月 

Think Small

 VW Beetleと言えば、忘れるわけにはいかないのが“あの広告キャンペーン”だ。“Think different”って聞いて真っ先に思い出したのもコレである。  
 

アメリカのTVCF

 ひょんなことからアメリカのTVCFをQuickTimeムービーで視聴できるサイトを発見した。  
 

The Day After Trinity

 ボイジャー社のCD-ROMでどうしても紹介しておきたいものがある。『ヒロシマ・ナガサキのまえに 〜オッペンハイマーと原子爆弾』だ。
 
 
  フムフム  『人類、月に立つ(下)』(アンドルー・チェイキン著/NHK出版刊)が書店に並び始めた。アポロ計画にまつわる人間ドラマを、上巻に続き13号から最終の17号まで追ったもの。
 
 
8月  嵐の大洋
 
 先月までのハナシの流れで言えば“嵐の大洋”はアポロ12号の着陸地点ってことだけど、こんかいは地球上のハナシ。  
7月  FULL MOONと月面VRムービー  思ったよりは盛り上がらなかった7月20日だけど、この写 真集とVRムービーにはカンドーした。  
  15歳  7月25日がやってくる。そう。和歌山の「毒入りカレー事件」から丸1年がたったのである。  
  もうひとつのEposode I
 
 7月20日がやってくる。そう。お約束の月着陸30周年である。
 
 
  the artisan spirit  最近“技の価値”について思いを巡らす日々が続いている。  
  Hyper Text Museum  QuickTime4の日本語版がそろそろ登場するらしい。Flash4の日本語版も今月末に登場が決まっている。 日本のインターネット人口が2,000万人を超え、メディアリッチでエンターテイメント性を重視したwebサイトがアタリマエになっている今だからこそ紹介したいサイトがある。  
6月  宇宙つながり・飛行士つながり  東京出張(MacromediaのUCON'99参加)で自由な時間が取れたせいもあるけど、やっぱり「人類、月に立つ」を見たのが大きかったのか、関連本をたくさん読んだ。  
  FROM THE EARTH TO THE MOON(人類、月に立つ)  BS10周年記念特別 編成で放映中の「人類、月に立つ」が面白い。アポロ計画の全貌をドラマ化したもので、6/16まで放映中。  

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